受講生の声 Voice
精神面が改善し【心からソフトボールを楽しめる】ようになるまで

体がいうことを聞かない、一番つらかった時期に
「何かおかしいな…」
プレーがうまくいかない理由に気づき始めたのが、実業団1年目の頃でした。
新しい環境やプレッシャーの中で、思うようなプレーができない日々が続いていました。
投げようとすると体が反応しない。いわゆる“イップス”のような症状に悩まされていたんです。
当時の自分は「技術が足りないからだ」と思っていました。
でも、心のどこかで「本当は精神面の問題が影響している」という自覚もありました。
そんなときに出会ったのが、YUSUKEさんとLCPでした。

心が整うと、体も変わる。課題改善のカギは「思考の整理」だった
最初のセッションで一番印象的だったのは、自分の悩みに寄り添ってもらえたこと。
「頑張れ」と励まされるのではなく、自分の考え方を丁寧に言語化しながら、「どう捉えれば前に進めるか」を一緒に整理していく時間でした。
それまでの私は、「イップスだから仕方ない」と、どこかで自分に言い訳をしていたのだと思います。
でも、YUSUKEさんとのトレーニングを重ねていくうちに、無意識に自分が陥っていた思考の癖に気づいて、少しずつ「じゃあ、どう捉え直すか」を考える習慣が身についていきました。
そして不思議なことに、思考が整ってくると、あれほど固まっていた体の反応まで変わっていったんです。 スムーズに投げられるようになり、気づけばイップスの症状が大きく改善されていました。

プレースタイルにも広がる「内面の変化」
投球への自信が戻ったことで、バッティングの場面でも自然と余裕が生まれました。
久しぶりに気持ちのいいホームランを打てた瞬間、「あ、自分はまだやれる」と心から思えたんです。
そこからは、またプレーが楽しくなって、練習への姿勢や、日常の過ごし方にまでポジティブな変化が出てきました。
「今の自分を、冷静にマネジメントできるようになった」 今では、自分の状態を客観的に見て、感情に振り回されずに対処できる力が身についてきました。
「今こう感じているな、じゃあこうしてみよう」 そんなふうに自分を扱えるようになった実感があります。
守備では盗塁阻止が続き、チームメイトからの信頼も少しずつ感じるようになりました。
現在27歳。チームでは精神的な支柱のようなポジションも求められています。 だからこそ今、「残された競技人生の時間を、全力で燃やし尽くしたい」と思っています。

「気持ちの在り方」が、結果を変える
多くのアスリートは、スキルやフィジカルには投資するけれど、メンタルに真正面から向き合っている人は、まだ少ないと感じます。
でも、プロの世界に入って実感しました。「メンタルこそが、結果を左右する」ということを。
アスリートに限らず、きっと多くの方がメンタル面のコンディショニングや、そのツールである『コーチング』が持つ本当の意義に気付いていない大きな理由の一つに、「変化」を示してくれるプログラムが、特にまだ日本には少ないからという理由もあると思います。
でも、LCPは、ただのメンタルサポートではないと私はすごく強く思います。
LCPは本気で強くなりたい、もっと精神的に成長したいと願う人にとって、個人的な経験論や抽象的な考え方ではなく、しっかりと「結果に直結する」プログラムとして提供してくれる場所です。
自分の思考を整え、自分の感情を理解し、そして、「自分を自分でコーチングできるようになる」。
あのときの決断が、今の私を支えてくれています。
これからは、LCPの学びを土台に、人を支える側に自分自身も立っていきたいと思います。
